ローカルエナジーシステム株式会社|Local Energy System Co.,Ltd

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経済産業省によるグローバルサウス未来志向型共創等事業に採択されました

経済産業省によるグローバルサウス未来志向型共創等事業に採択されました

20251021

 

経済産業省によるグローバルサウス未来志向型共創等事業に採択されました

 

ローカルエナジーシステム株式会社

代表取締役社長 小泉 亨

大阪市西区靱本町1117

 

ローカルエナジーシステム株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:小泉 亨)は、経済産業省の令和6年度補正予算「グローバルサウス未来志向型共創等事業(大型実証 ASEAN加盟国)」第一回公募において、「ブラックペレットの安定生産と市場形成・サプライチェーン構築実証事業」を提案し、採択事業者として選定されました。

「グローバルサウス未来志向型共創等事業(大型実証 ASEAN加盟国)」は、グローバルサウス諸国(対象国はASEAN加盟国)が抱える課題を解決することを通じて当該地域の市場の成長力を活かし、日本の経済安全保障の確保及び日本国内のイノベーション創出等により国内産業活性化を目指すと共に、グローバルサウス諸国との経済連携を強化するため、日本企業が行う実証事業の実施を支援する事業です。

 

当社では、20235月より、地域材を活用した持続可能な事業展開を目指して、国産バーク材(木の皮)を原料とし、熱処理(半炭化)によって高付加価値化するブラックバークペレット(BBP)の製造・販売事業に着手しています。

 

この度、グローバルサウス未来志向型共創等事業によるご支援を受けることで、事業スケール化の早期実現、事業見通しの向上、需要者との安定的な取引関係の構築、ベトナム現地政府との関係強化などが円滑になり、20292月までにブラックペレット(BP:バイオマス燃料)の供給量年間14tCO2排出削減量年間22.4tの達成など、採択事業の着実な実施が見込まれます。その結果、将来的には同事業スキームのASEAN域内への展開の検討が可能となります。

 

今後、採択事業において、グループ会社や現地企業等とのネットワークを活用し、ベトナム社会主義共和国を拠点に、木質ペレットを熱処理(半炭化)によって高付加価値化したBPを製造・販売することで、石炭火力発電所におけるCO2排出量の削減や脱炭素、更には電力安定供給といった社会の諸課題の解決に貢献し、BPの市場形成とサプライチェーン構築を目指します。